旅の始まり 羽田空港

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私は旅が好きです。
いつも新しい何かと出会える機会ですし、心を一新させてくれる体験でもあります。

私の大好きな作曲家であるモーツアルトも旅が好きだったようです。
創造活動をする者にとって旅は必要です。ひとところにじっとしていては駄目になってしまうのです。一年に2回は大きな旅行をしなければなりません。
そういったことを、モーツアルトは父親に宛てた手紙に書いているようです。

私も昔はただただ夢中で行っていた旅行も、年を経るにしたがって、モーツアルトの言っていることが実感としてよく共感できるようになりました。
旅にはつらいこともあります。でもそれをうわまわって、大きな感動や訪れてほんとうに良かったという喜びがあるものです。

私はこの初夏に、九州へ旅することができました。
ひさしぶりの佐賀と福岡への旅は、それは楽しいものでした。

私の旅は空港へのモノレールから始まりました。
JRの浜松町駅から東京モノレールの浜松町駅に乗り換えるとき、私はいつも旅に出る喜びに心が躍ります。

羽田空港までの窓の外の眺めは、しばらく見ないうちにかなり変わっています。
空港ビルに着いてからも、すこし訪れていないうちに勝手を忘れてしまい、まるではじめて都会を訪れた少年のように、感動と戸惑い、そしてすこしの不安を覚えてしまいます。

でも出発ロビーに来て、ほっと落ち着いて少しの時間をすごす間に、心は旅へのあこがれに満たされてきます。

私はここに着いて飛行機を待つ間に、このフロアにあるカフェレストランで、朝食をとるのが好きです。
この日はここで食べたモーニングセットのパンとソーセージがとても美味しくて、幸先の良さを感じました。

それからチェックインして、搭乗ロビーにゆきました。
搭乗することになって、航空券がコード読み取り式になっているのにちょっと戸惑って、苦笑してしまいました。
あの半券が手元に残るシステムに慣れていたままだったからです。

機内に乗り込み、座席に着くとほっとしました。
私は飛行機や新幹線の座席について、出発を待つ時が大好きです。
これから旅に出発するのだという喜びはもちろんですが、なぜか心が落ち着くのを感じるのです。
その落ち着きとこころの安らぎは、他では感じることができないのが不思議なのです。

こうして私は九州に向かって飛び立ちました。
1時間50分ほどの飛行時間は、私は特にすることもなく、むしろ寛いで過ごしました。
もちろん飛行機が離陸して、ぐんぐん高度を上げていく間は、子供のように心をときめかして窓の外を眺めていました。

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